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以前からちょろちょろお話してましたが 最近のファズフェイスって純粋なリシューでは ないんですね。数年前改造に持ち込まれた際 気付いたんですが「あれ？なんか音違くね？」と 裏蓋外したら、あらビックリ。いつの間に？ ファズフェイスって大体  こんな感じのシンプルな回路構成なんですが、（↑画像は６０年代 の物です）今は  こんなです。なんかゴチャゴチャしてます。 扱い易くなったといえば扱い易いのかも知れま せんが、音は別物です。「あぁ、もうあのじゃじゃ馬 は味わえないのね．．．．．．］ なので、中身をごっそり作り変えちゃいました。 基本的に「本来の姿に修正する」方向ですが 唯一基板上に半固定抵抗を配し、ミニドライバー で微調整できる様になっています。これは裏蓋 を外さずに調整可能です。  これはバイアス調整とかスウィートスポットとか、巷で呼ばれているみた いですね。トランジスタの動作点を調整する物です。 GEIN(FUZZ)と連動して好みの歪み具合を調整可能 となります。 これは２０年程前、店舗がなかった頃実家の 屋根裏でシコシコとファズを作っていた頃の物に 採用していた調整機構です。懐かしいなぁ。 現物はWhat's New ページの下の方に画像を残して あります。「SMF」って命名したのはマークサンプソン よりずっと早かったですね。（笑） Tr.はゲルマのNKT275を流用していますのでトランジ スタに関しては問題ないのですが、１箇所拘りのコ ンデンサに３０年程前の国産品デッドストックを使用 しており、このコンデンサ在庫に限りがあります。 数台しか製作出来ません。ご了承下さい。 税込販売価格 \25,800. ＊外観、仕様、販売価格は予告なく変更になる事が あります。予めご了承下さい。 |
