Gaban FLG-DX750R
 1972〜1974年頃の僅かな期間製作され伝説を残した幻のブランド、Gaban
こちらはミニハムを搭載したデラックスモデルとなります。
GabanといえばChar氏愛用のSGが有名ですが、このミニハムレスポールも使用されていて
S.メディスン合宿時の写真が残っています。

あのグレコですらホロウボディのLPモデルを作っていた時代にしっかりソリッドボディ。
しかもその当時の本家同様のパンケーキ構造の他、必要ない様な所(*注)までしっかりコピーしています。

入荷時、「フロントとリアでエスカッションの色が違うなぁ.....」と開けてみた所、フロントはオリジナルの
Maxon製でしたがリアはなんと刻印ナンバードのGibson製が載っていました。これより後の時代になると
ベースプレートの形状が変わりますし、80年代に入るとデイトなどのスタンプが押される様になりますので
「恐らく」ではありますが70年代前半のPUと思われます。下衆な話、今回の販売価格の大半を占めますね。
「そうなるとフロントとのバランスが取りにくいか?」と思ったのですが、凄い!負けていません、Maxon PU。
その他ペグ、ブリッジ、テールピースはゴトー製に交換、テールピースはアルミです。
ポットと一部配線材は交換されていますがコンデンサはオリジナルです。(Gabanはなぜが変わった定数を
使いたがります)コンパネのビス穴周辺が欠けていましたので新しく壁を作って修復しました。
ロッドナットの形状が浅く、ナメ易い物でしたので近年物に交換、ロッドには余裕があります。
その他細かな所まで手を入れ現役で使用可能、素晴らしいトーンを聴かせてくれています。
塗装薄くパンケーキ部にパリパリと塗装剥がれがあります。
社外品と思われるハードケースが付属しますがイタズラ書きやトーレックスの剥がれなどがあります。

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(*注):例えばエスカッションの周りにあるリング。あれは本来PU部のザグリや組込みなどでエッジ部分の塗装が
     チップしてしまったのを隠蔽する為に付けられた物。なので本家のLP DLXにはリングのある個体と無い個体が
     あります。塗装チップが無ければ付ける必要は無いのですが......
     例えばフレット。本家では当時フレットレスワンダーと称される背の低いフレットを採用していました。
     本家ほど低くはありませんがGabanのフレットは大抵せが低いです。
     よくわかんないけど本家がやってるんだから正確にコピーしなければ!という気概を感じます。
     一方でジャックプレートをネジではなくエスカッションリングと同じピンで止めたり、コンデンサ定数は独特だったり、
     微笑ましい所もあったりするのですが 笑


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