2011年3月掲載
♪ホントの厚木は本厚木〜 の巻
サウンドロフト。ハンドメイドエフェクターの手売りと楽器修理を経て
横須賀に店舗を構えたのが前世紀末1999年。
皆様に可愛がっていただいて約12年。干支ひと回りで「一区切り」しようかと思います。
あ、閉店・廃業じゃないです。(汗)
最初にして(多分)最後の店舗移転です。
2010年の秋頃からトップページに 「第二章」だの「審判の日」だの
ワケの判らないワードが登場してましたが、全てコレの事だったのでした。
「Sound Loft Yokosuka」は2011年4月から
「Sound Loft Atsugi」(神奈川県厚木市)になります。
(当店の正式名称は「Sound Loft」のみ、YokosukaやAtsugiは所在地の補足情報です)
普通は移転っていっても「市内・区内で」ぐらいのものだと思いますが、少し飛んじゃいます。
卯年らしいですからね。ピョン、ピョンと。
でも本当は....、所在地が伊勢原市なので(汗)
「Sound Loft Isehara」が正しいのですが
全国的に考えると古くはマッカーサーの時代から、近年ではB級ご当地グルメ
ブームなんかもあって、現代では伊勢原より厚木の方が知名度があるんだろうなぁ、
実際の所在地が伊勢原市でも厚木を名乗っている企業がいくつもあるなぁ、と思っていた折、
友人に移転の話をしたら
「鈴鹿のライセンス取って走りに行けるじゃん」って。
ん??なんで?
どうやら(鈴鹿サーキットのある)三重県(伊勢神宮→伊勢市と連想?)と間違えた様で。(笑)
「厚木」と表記すればそういう誤解もないのかな?と思いまして。(そもそも、もうサーキット走る歳じゃないですが)
実際、厚木市との市境から1kmちょっとですし、まぁ許していただけるかな?という事で Atsugi にしました。
かつての渋滞のメッカ、東名・伊勢原バス停付近の渋滞も近年解消され、交通情報で伊勢原の名を
耳にする事も激減しましたしね。
(全国のお客様の中には三重県伊勢市の他にも群馬県伊勢崎市と間違われたり、横浜市伊勢崎町と間違われたり、
というのも少数ではありますが実際にありました。)
それに 「横須賀と厚木、あ〜、どちらも米軍基地の街だな」と
お客様に印象付けていただく、という意図もちょっとあります。後付けですけど。(笑)
実際の厚木基地は厚木市には無いので基地の街ではないんですけどね。
話がどんどん脱線しますが..........................
厚木に無いといえば......
表題「ホントの厚木は本厚木」はジゴローとカエラ姫がかつて歌った名曲
「厚木のうた」の一節ですが、厚木駅は厚木市には無くて海老名市にあります。
東京品川駅が品川区ではなく港区にある、っていうのと同じですね。
厚木市の中心となる駅は「厚木駅」ではなく 「本厚木駅」で、こちらは厚木市内にあります。
新店舗に最も近い駅はその「本厚木駅」のひとつ隣、小田急線「愛甲石田駅」となります。
元々伊勢原市と厚木市を跨いでいた駅ですが 改装の際に少し移動したら(ほぼ)完全に
厚木市になっちゃった、っていう こちらも面白いエピソードのある駅です。
私はまだ見ていませんが駅構内には厚木市外局番の公衆電話と、伊勢原市外局番の公衆電話が並んでいるそうです。
ちょうど駅の辺りが市境なんですね。
そんなこんなで、諸々ありまして、ヘタすると厚木の方からは「オマエんトコ伊勢原だろ?」、伊勢原の方からは
「厚木がいいんだろ?」と、蝙蝠の様に両方から嫌われてしまう危険も孕んでいるのですが(汗)
どうか伊勢原市・厚木市両市民の皆様 ご理解下さいませ。 m(_ _)m
「そもそも、何で移転なの?」
それは 「半島の先っちょへは行きにくい」というお客様の声を多くいただいていたからです。
横須賀に住んでいると、横浜・横須賀道路があって、京浜急行が走っているので
割と都内へ行くにも苦ではない(住めば都って事です)のですが
県外から来店されるお客様にはちょっと遠方感が強い様でした。
例えば中部・関西方面から来店される場合、東名高速道路で
横浜・町田インターまで一旦上り、そこから三浦半島めがけて下る。
確かに面倒です。私も横須賀から東名を目指す場合、途中の保土ヶ谷バイパスの渋滞を思うと
腰が引けました。
遠方の常連さまに 「遊びにおいでよ〜」と軽薄に言うにはお客様の負担が大き過ぎます。
んじゃ、せめて日本の背骨 東名高速沿いの街へ。
ってバカな私の単純な発想です。
あまり都心に近いと家賃が高くて手が出ませんし、「オラ東京で一旗上げるだ」なんて野心はハナっからありません。
なので少しずつ下っていって 海老名・厚木近辺に着目しました。
その中でも海老名駅、本厚木駅周辺は非常に賑やかな繁華街。
商業地として非常に魅力的ではあるのですが、賑やかな所、華やかな所はちょっと苦手です。
そもそも 家賃高くて無理っす。(汗&涙)
で、ちょっと外れた所が伊勢原市でした。ちょっと外れたといっても、
東名・厚木インターから車で5分
なので、インターから本厚木駅周辺へ行くよりも距離・時間共に近いんです。
国道246号線を曲がって4〜5件目なのですが、
この辺りの246は渋滞も少なめです。
更に注目したのが圏央道の建設計画です。これが出来上がると、東名が中央自動車道と
繋がり、(厚木インターの隣、海老名ジャンクションに接続:2012年開通予定) 同時に関越自動車道、
東北自動車道にも繋がる事になります。そうすると、神奈川県のド真ん中を貫いて埼玉県や群馬県、栃木県、
宮城県からのアクセスが現在に較べ物凄く簡単になりそうです。
特に埼玉、群馬方面からは 「一旦地獄の環八に出てから」、っていうのが無くなるワケで、
環八でイライラしなくて済む様になります。
更に、首都高速湾岸線と横浜・横須賀道路が接続する釜利谷ジャンクションにも
接続されるので(2015年開通予定)、横浜、横須賀、千葉方面からのアクセスも楽になるでしょう。
横須賀の店は駐車場が無かったので近隣の有料駐車場をご利用いただいていましたが
新店舗は店の横に1〜2台の駐車が可能です。勿論無料です。
という風に車でのアクセスがスムーズという点で魅力的でしたが、
電車も小田急線で新宿や下北沢から電車1本、
お住まいの地域によっても異なりますが、横須賀より短時間でのご来店が可能になる
お客様が多いのではないでしょうか?
横須賀の店は雑居ビルの2階にありましたが、今度は1階です。
重たいアンプなどのお持込みも楽になります。
ガラスの腰を持つ私としても、マーシャルのスタックなんぞ仕入れて来ちゃった時の
憂鬱さから開放されます。私もこれからどんどんお爺ちゃんになりますしね。
まぁ鹿●館さんの機材搬入を思えば楽なモンでしたが。(笑)
厚木は地方都市の繁華街であり、物流・流通拠点という感じ、伊勢原は昔の円筒形ポストなんか
普通にゴロゴロあって昭和感たっぷりの懐かしい・暖かい感じ。新店舗は丁度中間、という感じで
なかなかイイ所だと思います。
どっちを向いても山、景色が開けるのは海だけ、という横須賀の景色と較べると相模平野は圧巻です。
仕入で通る度に、「この辺いいなぁ〜」と思っていたのです。実は。
ランドマーク的存在の大山は富士山からの龍脈上にあるパワースポット。
伊勢原台地はその大山の土砂が堆積して出来た土地だとか。う〜ん、話が変な方へ逸れ始めましたが
肖れるモンなら肖りたいです。龍脈パワー。(笑)
話を戻して...なにより、「海老名にあるのに厚木駅」 「大和・綾瀬にあるのに厚木基地」
「厚木なんだか伊勢原なんだか判らない愛甲石田駅」
「伊勢原にあるのにSound Loft Atsugi」
どうです?モヤってるでしょう?(笑)
「じゃんじゃん遊びに来てくださいね〜」って、これからは軽薄に言えます。
周辺にはお蕎麦屋さん、パスタ屋さん、ラーメン屋さん等、何故か麺類の美味しいお店が充実しています。
B級グルメで有名になった厚木シロコロも美味しいです。
ご旅行・ドライブの帰りに東名が混んでいたら一旦厚木で降りて、サービスエリア感覚で
お立ち寄りいただくのもアリですね。(笑)
最後に伊勢原市周辺の皆様、よろしくお願いいたしますっ!
SAKUSAKU みんなでうた
2010年11月 大山の頂(までは行けませんでした:汗)で。
本当は伊勢原市内が見渡せる筈ですが..
モヤってます。
都内でちょこちょこ見かける大山道っていう石碑は江戸から大山を目指す街道跡の碑。
多分、ですが、それが国道246号線の原型だと思います。
要所要所に宿場町が出来て街道を中心にそれぞれの街が栄えたのは
大山のお陰だったんですね。
商品に関するご質問などは.....
TEL 0463-93-5484
Mail info@sound-loft.com
までお気軽にどうぞ!
メール受信設定についてのお願い
ご注文の際は こちらのページをご覧ください。
掲載の画像は撮影状況やお使いのモニターの特性によって
現物とはややニュアンスが異なる場合がございます。
予めご了承下さい。
Sound Loft
URL http://www.sound-loft.com
〒259-1114 神奈川県伊勢原市高森6-1581-13
TEL/FAX 0463-93-5484
当店MAP こちらからどうぞ!
中古屋のひとりごと 奇跡的に残っていたバックナンバーズ